伊勢地区医師会からのお知らせ

地域包括ケアシステム啓発講演会「伊勢認知症フォーラム」を開催しました

2017年06月19日(月)

 6月4日(日)ハートプラザみそのにて、平成29年度地域包括ケアシステム啓発講演会「伊勢認知症フォーラム」を開催しました。今回は300名の方が参加していただき、熱心に聞き入っている姿が多く見受けられ、認知症についての関心の高さがうかがえました。

 

 地域包括ケアシステムとは、誰もが住み慣れた場所で自分らしい生活を最期まで送れるよう包括的な支援体制を構築していく事ですが、その中で『認知症』について当事者(レビー小体病)・支援者(グループホーム施設長)そして医師というそれぞれの立場からお話を聞けたことはとても貴重で、認知症を理解することがいかに大切か、また一人ひとりが地域でできることを考える良い機会になったことと思います。

 

【講演会の様子】

講演1:認知症って何ですか?            講演2:アルツハイマー型認知症になった母  

    レビー小体病本人 樋口直美さん           ~住み慣れた我家での暮らしを支えるために~

                              グループホームはるた 施設長 鬼頭恵津子さん

           

 

講演3:「人生の最終段階における医療」に本人の意向をどう反映させるか

     認知症の告知ー「早期発見 → 告知」が早期絶望とならないように

     榊原白鳳病院 診療情報部長 笠間睦先生

                

 

 たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。講演会の際に実施しましたアンケートでは、講演会の内容など様々なご意見・要望を頂戴いたしました。今後の参考にさせていただきたいと思います。

 また次回もたくさんのご参加をよろしくお願いいたします。